高いチャイルドシートと安いチャイルドシートの差って何?!

安いものは1万円、高いものはなんと10万円まであるチャイルドシート。他のベビー用品と比べても価格差がかなり大きいその理由は一体何!?






Q.1万円から10万円。この価格差は?


A.まずは、タイプの違いです。

チャイルドシートには大きく4つのタイプがあります。(※ベビーシートを除く)



シンプルな「固定式(回転しないタイプ)」の相場は1~3万円程度。それに、ISOFIX機能が追加されると、+約1万円程度。さらに回転式機能が追加されると+約2万円…と、だんだん高くなってきます。( ゚Д゚)

タイプによって相場が違ってくるので、まずはお財布と相談しましょう!('ω')ノ




Q.同じタイプの中でも価格が違うのはなぜ?


A.付いている機能が違うからです。





同じ固定式同士や回転式同士で値段の差がある場合、その理由は「機能・特徴の差」です。追加される機能・特徴は、例えば乗り心地に関するもの、メンテナンスなど使い勝手に関わるもの、デザイン性を向上させるもの、基準以上の安全につながるものなど色々あります。

追加されるごとにお値段も徐々に上がってくるので、実際に店頭で触ってみて、その差を比較するのが良いですよ('ω')ノ




Q.似たようなモデルなのに、価格が違うのはなぜ?


A.新モデルと旧モデルで価格が違うためです。



モデルの新・旧でも価格が変わります。
新旧の違いには、本体(構造)が違う場合と、同じ本体でカバーデザインやクッションが違う場合があります('ω')ノ




Q.本体(構造)が違う場合は、やっぱり新モデルの方が安全?


A.安全装備が追加されている場合は、新モデルの方がより安全です。

現行基準に基づいた試験内容(認可試験やチャイルドシートアセスメント)では、従来のモデルも新しいモデルも安全性にそれほどの差はありません。しかし、現行基準以上の安全装備(側面衝突への配慮など*)が新モデルに追加されている場合、「基準以上に安全」とは言えます。

*現在の基準では側面衝突に対する対応の規定はありません。

Q.安いチャイルドシートでも大丈夫?


A.安全性で選ぶなら、固定式の1万円クラスで全く問題ありません(ネットだともっと安かったりもします)。

このクラスの製品はシンプルな分軽いのと、ほとんどの車種に取り付けられるものが多いので、むしろ高価なものより使い回しがしやすく便利な場合もあります♪(*´ω`*)
実は専門店のスタッフさんがご自分のお子さん用に、あえてこのクラスを選ぶのも割と見ます。←“通”好みのセレクト★とも言えますね!

ただし、きちんと認可を受けていることを確認してくださいね!
認可品には「Eマーク」が付いています。製品の側面や背面に貼られていることが多いです。一時期ネット販売で問題になっていた未認可品には注意してください!

【国土交通省】未認証チャイルドシートにご注意!|チャイルドシートコーナー

シートベルトやエアバッグは、交通事故時に自動車の乗員の被害を軽減する重要な安全装置ですが、成人の体型を前提に設計されているため、体が小さいお子様には、適切に機能しないことや、被害を大きくすることがあります。  このため、お子様を車に乗せる際には、チャイルドシートを適切に使用する必要があります。 ...



Eマークを確認しましょう




※上記の内容は大まかな価格イメージです。