チャイルドシートの保管と廃棄

今回は、チャイルドシートの保管と廃棄について。
長期間使わない場合、どのように保管したらよいのでしょうか?
また、不要になったチャイルドシートは、どうやって廃棄したらよいかをまとめました。



保管の仕方


<準備>
まず、チャイルドシートについている泥やほこり、食べこぼしなどの汚れを取り除きましょう。汚れたまま保管すると、カビや臭い、劣化の原因になります。




どうする?!砂に食べこぼし...チャイルドシートの大掃除体験レポ



<保管場所>
お子さまの手の届かない、風通しのよい場所に、直射日光を避けて保管しましょう。

〇お子さまが入らない部屋、物置部屋
〇通気性の良いウォークインクローゼット

△押し入れ
△車庫、倉庫
△トランクルーム
→ほこりや湿気が多く、保管に適さない場合もあるので注意が必要です。



<保管方法>
ほこりや直射日光を避けるために、布やカバーでチャイルドシートを覆いましょう。

〇通気性の良い大きめの布
〇市販のチャイルドシート保管カバー
〇チャイルドシートが入っていた段ボール





処分の仕方と費用


各自治体の規定に従って、処分、廃棄してください。多くは「粗大ゴミ」として分類され、自宅回収もしくはクリーンセンターなどへ直接持ち込み処分できるようです。




<自宅まで引き取りを依頼する場合>

費用:¥200~¥400(1個につき) ※自治体によって異なる

廃棄方法
①電話で予約
②粗大ごみ処理手数料納付券(シール)をコンビニなどで購入
③指定日に指定場所へ搬出(月2~3回)



<直接処分場に持ち込む場合>

費用:¥200(10kgにつき) ※自治体によって異なる



※処分方法やコストなどは各自治体によって異なります。前もってお住まいの役所へ問い合わせをしましょう。(「処理困難物」として粗大ゴミとして取り扱わない市町村や、「不燃ゴミ」として取り扱う市町村もあります。)

※処分する場合は、再利用されないようにシートカバーを外すなどして廃棄してください。



ちなみに、チャイルドシートの寿命は?


明確な決まりはありません。ただし、材質(プラスチックなど)が経年劣化を起こす可能性もあります。保管状況や製品の仕様などにより異なりますが、新生児から4才ごろまで使用できるタイプで約5〜6年程度がめやすです。このような理由から、使用状況や生産年の不明な中古品は使用しないことが重要です。