ファミリーカーへの買い替えの話(維持費はどれくらいアップする?)


妊娠出産や子供たちの成長に伴い、ファミリーカーへの買い替えを検討される方も多いと思います。大きな車は憧れるけど、維持費はどれくらいアップするの?いつ買い替えるのがお得?など、車の買い替えとお金について調べてみました^^

維持費はどれくらいアップするの?


車を所持しているだけで必ずかかってくる維持費(=ここでは税金)。車の大きさにより、どの程度差が出てくるのでしょうか?


毎年支払う税金「自動車税」

毎年5月上旬に納付書が送られくる自動車税。納付額は、自動車の用途や「総排気量」で決まってきます。総排気量は、自動車メーカーのホームページで車種ごとに公開されてる「諸元表」をチェックしましょう。


2年に1度の「車検代」

2年ごとに必要な車検。車が大きくなると車検代も高くなるという認識の方も多いのでは?ずばりそのカラクリは、「重量税」にあります。重量税は、車両の重さ0.5トンごとに増額していきます。



※車検料参考:車検費用比較-車検のコバック

上記のように、軽自動車から大型乗用車に乗り換えた場合、年間で約4.8万円もアップすることになります。大きい車へ買い替えたいけど、維持費は抑えたいという方は、ぜひ「※エコカー減税対象車」を検討しましょう。



※エコカー減税について

排出ガス基準や燃費基準を満たしていて環境負荷の小さい自動車は、自動車税、重量税について軽減されます。

■自動車税:20%~75%。購入の翌年度の1回に限り適用。
■重量税:25%~免税。買った時1度だけ減税になります。(※3年間の減税)

※減税はずーっと続くわけでなく、その他の年は通常通りの税額になるので注意しましょう。
※自動車購入時に支払う「自動車取得税」も減税されます。(20%~免税)

参考:JAMA - クルマと税金


購入の方法は?リースって何?カーシェアリングは?


最近、自動車の購入方法も幅が広くなってきました。どれを選ぶかは、その人のライフスタイル次第。


新車か中古車か…

新車
メリット:自分好みにカスタマイズ可能、燃費がいい、税金面で優遇
デメリット:価格が高い、納車までに時間がかかることも

中古車
メリット:価格が安い、手続きが完了すればすぐに乗れる
デメリット:希望通りのタイプが見つからないことも、車の状態が不明確なことも



「月々〇万円からの自動車購入」でおなじみのリース購入

車検代、税金、メンテナンス料などを、毎月一定額で支払えるのが最大のメリット。住宅購入で例えると、カーリースは「賃貸住宅」、新車購入は「住宅ローン」と言われています。

メリット:頭金不要で気軽に新車に乗れる、毎月定額でお金の管理がしやすい
デメリット:走行距離制限がある、改造できない、中途解約になった場合まとまったお金が必要


持たない生活もあり?カーシェアリング

必要な時に、必要な車を自由に借りられるカーシェアリング。普段はあまり乗らないけど、週末だけ使いたいという方にオススメ。

メリット:維持費・メンテナンス代・駐車場代などが不要
デメリット:乗り捨てできない、返却時間がある、予約が埋まっていて借りられないこともある






買い替えのタイミングはいつがお得?



①車検を通す前
長く乗りつぶすと車検時のメンテナンス代も高額になりがち。高額な車検代を支払う前に、買い替えてみては?


②自動車税の支払いタイミング
自動車税は4月1日の時点での車の所有者が、4月~翌3月の1年分の自動車税を一括で支払うことになります。
・年度の途中で購入する場合には購入月(登録月)の翌月から3月分までを月割で支払う。
・下取り車の自動車税は、廃車にしないと還付されない。
⇒つまり、1月~2月ごろの月初に購入するのがオススメと言えます。自動車税の制度の変わり目である3月は注意が必要です。


③税金が重課になる「13年」を超える前に
新車登録時から13年を超えた古い車は自動車税、重量税共に重課(おおむね15%)になるので注意が必要です。


今乗っている車の状態や車検の時期などをよく調べて、損をしない時期に買い替えましょう^^


まとめ

大きい車になると、維持費は確実にアップしてきます。新車を購入するなら、エコカー減税対象車で、上手にやりくりしましょう♪また、リースやカーシェアリングなどで車に乗る方法もあるので、ライフプランに合わせて選びましょう^^


P.S.ちなみに、我が家の愛車は・・・気づけば来年車検&新車登録から13年ということが判明!!本格的に買い替え検討せねばっ!