チャイルドシート はどこに取り付けるべきか?

後部席が安全です

よほどの事情がない限り、後部座席に取り付けてください。
ミニバンなど3列シートの車種では2列席がおすすめです。

後部の右席(運転席後ろ)か左席(助手席後ろ)かは、考え方が分かれるところですが、リーマンは右席(運転席側)を推奨しています。 

  • 事故の瞬間、ドライバーが反射的に自分の身を守ろうとする→右席推奨
  • お子さまの乗せ降ろしが歩道側でできる方が安全→左席推奨

なお、後部中央席に取り付けることが可能であれば、あらゆる方向からの衝突に対して生存空間が確保されやすいので最も安全です(実際に取り付けられる車種はかなり少ないですが・・・)。



助手席は危険!

「お子さまの様子が見やすいから助手席に取り付けたい」・・・気持ちはわかりますが、実は危険です。

なぜなら、助手席には大抵エアバッグがついているからです。
本来であれば事故の衝撃を緩和してくれるエアバッグですが、それは大人の体格が前提の話です。子どもの場合はチャイルドシートごと押しつぶされるなど、重篤な傷害につながります。

エアバッグ作動で押しつぶされるチャイルドシート


特にエアバッグ装備席での後ろ向き取り付けは、自動車メーカーでもNGとしています。
また、エアバッグがついていない場合でも、視界を妨げたり、わき見運転が増えたりする恐れがあり、リーマンではNGとしています。

エアバッグ装備席へのチャイルドシート後ろ向き取り付けを禁止する
警告表示が助手席サンバイザー裏にあります。